【京急】 余命宣告(?)を受けた車両と残り3本になりそうな車両

(情報は2016年2月現在の物です)

2016年末に京急線にやってきた新1000形1177編成。
京急初のフルSic(炭化ケイ素)-VVVFを採用した同編成は営業運転開始に向け試運転を行っている他、
1185編成の増備も予定されています。

しかし、新車導入によって置き換えられる車両があります。そう、2000形です。
イメージ 1
リバイバルカラーになって間もない頃の2000形2011編成 杉田~京急富岡間にて 2013年3月27日撮影)

2000形は現在、8両編成5本が活躍していますが、新1000形8両編成2本の導入により、8両編成2本が廃車されることが予想されます。
このうち、2011編成は検査を終え、日中に試運転を実施。2051編成2061編成は2016年に検査出場し営業運転に復帰していますので2031編成2041編成が廃車になりそうです
(廃車になった場合、2000形の在籍数は8両編成3本24両になります)。

イメージ 2
(リバイバルカラーになる前の京急800形823編成 上大岡駅にて 2013年11月2日撮影)

一方2000形より数が多い800形(6両編成10本)ですが、主要駅にホームドアを設置する為、2019年度までに引退させる方針だそうです。
ホームからの転落や電車との接触による旅客死亡事故が相次いでいる為、ホームドア設置を進めるためにも、
対応できない800形は次々と置き換えられていくでしょう。

ちなみに800形はもとより、京急現役車両最古参にあたる816編成は1980年3月製造。今年の3月で37歳を迎えます。ここまで来るといつ廃車になってもおかしくありません。

ホームドアに対応できるけど絶滅危惧種になってしまった2000形
数は多いけどホームドアに対応できない800形

先に京急線から全て引退するのは一体どちらでしょうか・・・。
引退前の記録はお早めに。

ちなみに1500形初期車の一部は普通鋼で造られた車両も存在します。LEDによる行先表示機の交換やWi-fiの設置もありますが、その先は長くないかもしれません(検査出場して間もない1501編成はまだまだ大丈夫そうです)。

イメージ 3
(川崎大師大開帳奉修に併せて登場した1500形1501編成「赤札号」 港町駅にて 2014年5月10日撮影)

(もしかしたら2両になってことでんとかに渡りそうな気もする・・・)






今回はここまでです。
閲覧ありがとうございました!
鉄道コムの鉄道ブログランキングに参加しています。もし良かったらワンクリックお願いします。
イメージ 4